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MRI検査に睡眠薬を用いる理由

2019年06月12日
患者を診ている女性の医者

MRIとは磁気共鳴画像のことで、磁石と電気の力によって目には見えない身体の内部を画像化して病気の有無を検査します。
これによって身体の奥深くで進行している病気を発見することができる、便利な検査法です。
レントゲンやCTのように放射線被曝の恐れもありませんし、検査中の痛みもありません。
このように病気の早期発見に欠かせないMRIですが、検査をしている時に動いてしまうと、画像が鮮明に撮れないという注意点があります。
検査する部位にもよりますが、MRIには通常20分から40分ほどの時間を要します。
その間、ドームのような狭い検査機の中にすっぽりと入り、じっと身動きせずに大人しくしていなければなりません。
小さいお子さんの場合は検査が終わるまで身動きせずにいるということが難しいので、軽い睡眠薬を使って眠らせて検査します。
また、大人の方でも閉所恐怖症の方にとってはMRIは鬼門です。
閉所恐怖症の方は検査機に入るだけでも緊張を強いられるので、やはり睡眠薬を使って眠らせてから検査する場合もあります。
もし、MRIをすすめられているが閉所恐怖症のため躊躇しているという方がいらしたら、一度睡眠薬の使用について医師と相談されることをおすすめします。
通常使われる睡眠薬は軽いもので、うとうとする程度のものを使用することが多いのですが、恐怖心が非常に強かったり、どうしてもしっかり眠らせる必要がある場合には、強いものを使用することもあります。
また、最近はこれまでよりも閉塞感の少ないオープンタイプの機械も出てきました。
睡眠薬の出番を減らしてくれるかもしれません。
MRIは身体に負担をかけずにこれまで難しかった脳や心臓の画像を撮ることができる素晴らしい検査法です。
睡眠薬を使ってでも、やはり必要があれば受けておきたい検査と言えるでしょう。
腰痛の発見にもMRIが利用され、そのような痛み全般にはセレコックスが使用されることが多いです。
坐骨神経痛や仙腸関節炎の可能性もありますから、MRI検査は受けるべきと言えます。