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睡眠薬がドラッグストアで買えない原因と睡眠導入剤

2019年09月03日
居眠りしている男性

日本で用いられている睡眠薬は医療用医薬品とされているため、ドラッグストアで購入することはできません。
しかし、睡眠に関してトラブルを持っている人は多く、病院に通ってその原因を究明しながら薬をもらって治療を行っていくというプロセスをあまり好まない人もいます。
そういった人たちが望むのはドラッグストアで購入できる医薬品を用いた自己治療による改善です。
医療に用いられる睡眠薬には用法や用量を誤ると命に関わるものもあることから、医学知識のない一般の人が手軽に購入できるようにしてしまうにはリスクが高いものであるというのが店頭で手に入れにくい原因となっています。
そのため、現在使われている睡眠薬がスイッチOTC薬のように店頭で購入できるようになる睡眠薬が登場するという可能性はあまり高くはありません。
より安全に使うことができる新規睡眠薬が開発されれば店頭で購入できる睡眠薬も登場するでしょう。
一方、ドラッグストアでは睡眠改善薬と言われる抗ヒスタミン剤を中心とした医薬品を購入することは可能です。
総合感冒薬の添付文書には眠気を生じることがあるので、服用後は運転をしないようにという注意書きがなされているのが一般的ですが、その眠気の原因となっているのが抗ヒスタミン作用です。
総合感冒薬では副作用となってしまう眠気の誘発を逆手にとって主作用とすることにより医薬品としたのが睡眠改善薬となっています。
総合感冒薬のように覚醒作用のあるカフェインが含まれていないため、総合感冒薬では眠くならないという人でも睡眠改善薬では眠気を誘発することができる可能性があります。
ただし、病院で処方される睡眠薬とはメカニズムも異なり、効果も強力ではないという点に留意は必要です。